《AIが消し去る声》を AI BB TOKYO 2025 のプログラムの一環として、MAGNET by SHIBUYA109 にて上映
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《AIが消し去る声》を AI BB TOKYO 2025 のプログラムの一環として、MAGNET by SHIBUYA109 にて上映しました。
映画上映後には、会場からの質問を交えたオープンなディスカッションを実施しました。
・「AIに入力されるデータにおけるバイアス」
・「そもそも私たちは倫理的な態度を取ることができるのか」
・「AIがまったく知らないデータは、どのように扱われるのか」
といった問いが次々と投げかけられ、私と観客とのあいだで応答が往復する、緊張感のある時間となりました。特定の結論に収束するのではなく、むしろ答えの出なさそのものを共有する場になったことが、このトークイベントの大きな特徴だったと言えます。
上映後にはクロストーク形式のトークイベントも行いました。
ゲストには、当事者の視点から発信を続ける すらいむ さん、そして NPO法人ハンドアンドフット代表の浅原 さんを迎え、制作者を交えた三者によるディスカッションが展開されました。
《AIが消し去る声》は、AIが画像を出力する際に排除してしまう身体の一つとして、裂手症の身体があることを批判的に捉えるために制作した映画です。
トークの中で特に印象的だったのは、「いなかったことにされてしまう恐ろしさ」という指摘でした。
誰かを積極的に排除するのではなく、最初から存在しなかったことにする——その構造自体が、現在のAI社会の根幹にあるのではないか、という問いが投げかけられました。
私たちのAI社会は、これからどこへ向かうのか。
それは、技術ではなく、私たち自身の態度にこそ問われているのだと思います。