よみがえる雛達

scroll

作品名

よみがえる雛達

作家名

窪田望

制作年

2026

素材

鉄、赤スプレー、ミッチャクロン、EPS32,LCDディスプレイ、引田の言葉、ケーブル、使われなくなった雛人形、振動スピーカー、ガラス

展示名

ぐんだらけプロジェクト

AIが画像を認識するときに使う「バウンディングボックス」を、鉄とLCDディスプレイの立体として空間に立ち上げ、その内側に引田で集めた言葉を重ねた。ぐんだら家では住民同士の何気ない会話からひな祭りの思い出を語り合い、その語りを、さまざまな可能性に重みを与えるAIの計算の仕組みになぞらえて再構築した。

本作は、多くのデータによってかたちづくられてきたAIを、地域の言葉によって編み直す試みである。語りの大小に序列をつくらず、こぼれ落ちそうな記憶をそのまま置くこと。見えにくくなりがちな声に、静かな居場所をつくる。